平成30年8月29日(水)午後2時、能越自動車道小矢部東IC雪氷基地において、
富山県バス協会、中部管区警察局金沢高速道路管理室、富山、石川両県警高速道路
交通警察隊、七尾警察署、能越自動車道交通管理隊による、大型観光バスの単独事故を
想定した合同訓練を実施しました。
能越自動車道における富山、石川両県の関係機関と民間事業者合同による訓練は、
開通後初めての実施となります。
この訓練は、バス協会会員事業者55名を含む、関係機関総勢約80名が参加し、
大型観光バスが能越自動車道の県境付近で落下物を避けようとしてガードレールに衝突し
路肩に緊急停止、1名が軽傷を負ったとの想定で行われました。
本番さながらの訓練は、会員事業者らが乗客役に扮し、運転者とバスガイドが乗客の
怪我の有無などを確認した後、ガードレールの外まで避難誘導するとともに、非常時における状況
確認の重要性を学びました。
また、会員事業者は、後続車の追突防止に使用する発煙筒の着火訓練なども体験しま
した。最後に、警察当局による講評を受け、終了しました。